営業からコンサルファームに転職可能か【経験者が語る】

営業からコンサルファームに転職可能か【経験者が語る】

こんにちは、kinacondaです。

これまで、英語学習について語ってきましたが、今回は少し仕事について話したいと思います。

 

僕は英国留学後、新卒で外資系金融機関に就職し、そこで営業職に就きました。

5年間、「フルコミッション」という基本給のない出来高制の世界でやり抜いた後に、外資系コンサルファームに転職したというキャリアです。

そこで今回は、「営業ってつぶしが効くのかな?」「営業からコンサル転職できるかな?」

そう悩んでる方にお伝えしていきます。

営業経験オンリーな方でもコンサル転職は充分可能

 

僕自身がそうだったように、営業経験以外ない無い、という方でも大手外資コンサルファームには転職可能です。

むしろ、以下三つの理由で営業職経験者がより求められていると思っています。

営業職がコンサル業界で求められる理由

  1. 営業経験を活かせるプロジェクトが多数ある
  2. システム刷新プロジェクトでは、その使い手側の視点が活かせる
  3. 当たり前の折衝能力がプロジェクト前進に活かせる

では、それぞれ詳しく説明していきます。

 

①営業経験を活かせるプロジェクトが多数ある

みなさんが売れるために考え、実践してきたことが活かせるプロジェクトは数多くあります。

なぜなら、どの企業でも必ず営業が存在するからです。

まず売上がなければ企業は成り立たない、そしてその売上を作るのは営業、と考えれば明白ですよね。

具体的には、以下のようなプロジェクトが多くの企業で進められています。

  • どのような営業マンでも一定の売上を担保するためのマニュアル/仕組み作り
  • 売れる人間を採用・育成する人事戦略

前者のプロジェクトでは、自分が所属する会社でどのような虎の巻・ツールを利用していたか、またそれらが効果的だったのか、という経験が貴重なインプットになります。

一方で、後者の人事戦略においては、自分を含む周りで売れていた同僚、そうでなかった同僚の活動や思考がインプットになります。

 

従って、日頃からPDCAを意識した営業活動ができている、あるいは周囲の仲間の動きを観察して参考にする、ということができていれば、充分に有益な示唆を与えることができるのです。

 

そういったプロジェクトが多数存在する、言い換えればそれだけ多くの企業が営業力向上に課題を感じている、というのが営業マンが求められる大きな理由となっています。

 

②システム刷新プロジェクトでも、営業支援システムでは使い手側の視点が活かせる

売上向上と並び、無関係に見える業務システム系プロジェクトでも、営業マンの経験が活かされます。

なぜなら、社内業務システムの多くが、営業支援系のシステム、言わば営業マンが使うために作られたものだからです。

そこでの期待値としては、検討対象システムが、営業マンの通常業務おいて、何が必要で何が不要か、あるいはどう改修すればより貢献できるか、という意見が求められます。

つまり、日頃業務をしながら感じていた、「なんでこれは見れるのにこっちは見れないの」といった意見がそのまま活かされるわけです。

 

僕自身の経験として、この手のプロジェクトはしばらく減ることはないと考えています。

というのも、良くも悪くも多くの企業が用途不明瞭な業務システムを多数開発してきたため、現在その精査が急務になっているからです。

実際に、企業としての利益は右肩下がりにも関わらず、維持するだけで年間数億という「レガシーシステム」をどう処理するか、というプロジェクトに僕自身も関わってきました。

そこで大胆に変える、あるいはなくしてしまう、という決断は開発した本人達、またそれを推進した人達には難しいものです。

だからこそ、ユーザーである営業マンの声が求められているのです。

つまり、営業マンは企業の売上向上のみならず、コストカットにも貢献できるということです。

 

③当たり前の折衝能力がプロジェクト前進に活かせる

まず前提として、営業マンのどのようなスキルを世の中が評価しているのでしょうか。

 

それはずばり、相手を動かす能力です。

 

そもそも買う気のなかったものを、必要だと感じさせ、購買に至らせる、これは充分相手を動かしていますよね。

同じように、コンサル現場においても、相手を動かすべき場面に数多く遭遇します。

特に、変化することが苦手といわれている日本社会ですので、「わかっていてもできない/やりたくない」というクライアントが大半です。

そういう時、最後に相手を動かすのは、数値情報や綺麗なプレゼン資料でもなく、それを主張するその人自体の人間力だったりします。

コンサルファームは、正にその人間力、最近の表現で言うと、「エモい」部分に期待してみなさんを採用しようとするのです。

逆に言うと、「プロパー」と言われる新卒からいるメンバーに唯一足りない部分がその「エモさ」だったりします。

プロジェクトは複数のメンバーで協働することが大半なので、ファクト集めや資料作成が得意な人、一方でそれをもってクライアントに最後の一押しをする人の両方が存在して上手く機能します。

営業経験者の方は、正にその一押しの部分でで大いに貢献できるはずです。

 

そのような重要な決断の局面以外でも、営業経験者の当たり前のスキルが活かされる場面があります。

例えば、これまでクライアントが打ち明けなかった愚痴や想いを聞き出す、あるいは重要資料を引き出すというスキルです。

プロジェクトが進む中で、どうしてもコンサル側だけでは拾いきれないインプットというものが必ず浮上します。

その際の打開策としては、クライアントと会議以外で話す、あるいは隠れた重要資料を共有してもらう、だったりします。

意外と泥臭いんですよ(笑)

でもその手のタスクは営業マンにとっては朝飯前、といった感じではないでしょうか。

僕自身、飲みの場でひたすらクライアントの愚痴を聞いて有益情報を集めたり、また必要に応じてクライアントに直談判して重要資料の共有をお願いする、ということをやっていました。

特に、転職間もない頃は、どうしても資料作成等のアプトプットで大きな貢献ができないため、自分のキャラやフットワークを活かせる部分で貢献することに注力していました。

いずれにしても、営業マンにとって当たり前である「傾聴する」こと、「お願いする」ことが、尊いスキルになるのです。

 

まとめ

長くなりましたが、営業職からでも充分コンサルファームに転職可能だとお話してきました。

大事なことは、自分が今普段当たり前にやっていることをそのまま活かすことです。

この「そのまま活かす」というのが難しく、そのためには、日頃から仕事で感じたこと、学んだことを整理しておくことが大切です。

営業マンが売れるために必要なこと、営業マンを活かす会社へのあるべき論、また業界に対しての未来予測など、今ある立場で考えるうることは、できるだけ意識して言語化していきましょう。

きっと、その時にみなさんが感じたことを「答え」として待っているクライアントが存在します。

その時に自信をもってアウトプットできるよう、今までの経験を振り返ってみてください。

 

最後になりますが、今回のような経験談をもっと多く聞いてみたい、という場合は直接転職エージェントに相談するのをオススメします。

最近では、コンサル経験者達がサポートするコンサル特化のエージェントも数多く出てきていて、単なる転職準備を超えて、入社前からコンサルに必要なマインドセットを植え付けてくれます。

彼ら自身の大半が戦略コンサル出身ゆえ、貴重な経験談に加えて、より実践的で細かいアドバイスを提供してくれるでしょう。

 

ではまた。

 

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