【パワポいらね】コンサルのパワポ作成で覚えるべき3つのこと

【パワポいらね】コンサルのパワポ作成で覚えるべき3つのこと

こんにちは、kinacondaです。

以前、コンサルのエクセル術に関してお話しました。

 

 

今回は、コンサルのイメージそのものである、パワポの作成について話していきたいと思います。

 

 

パワポなんかいらない

まず最初にお断りしておきたいのは、僕は「パワポいらね」派の人間です。

従って、よくネットで転がっているような、詳細なグラフなどを用いての細かな説明はしません。

というのも、コンサル当時から、パワポ職人化することが目的となっている現象に強い違和感を感じていたからです。

本来、コンサルの命題は「客を動かす」ことで、ぶっちゃけその手段は口頭でもその場の板書説明でも何でもいいわけです。

なので、あれこれ資料の体裁にこだわる人は、「英語の発音ばかり気にしていて発言の中身がない」、というのと同じだと個人的に思ってます。

 

とはいえ本題に戻すと、資料は結局ただのエビデンスでしかない、ということを覚えておきましょう。

具体的には、以下二つの観点でのエビデンスになります。

  • 提言の根拠
  • コンサルとして働いた証拠

 

前者は「そりゃそうや」という感じかと思いますが、問題は後者ですよね。

究極言うと、クライアント社員の時給の何倍ものフィーをもらっているので、なんらか上品なアウトプットを残さないと示しがつかない、という話でしかないのです。

あとは、アウトプットを示すべき相手が多く、いちいち直接話して回るわけにもいかないので、仕方なくドキュメント化せざるをえない、という事情もあります。

という話に対して、「アホらし」と感じる僕のような「意識低い」系に向けた話です、今回は。

 

最低限の3つのルール

諸々の事情を聞いてだいぶ士気が下がった?かと思いますが、そうは言うてもパワポ作成からは逃げられません。

理由は前述の通りで、そうは言うても結局資料というアウトプットでしか存在価値を示せない、と考えているコンサルが圧倒的多数だからです。

とはいえ、今回はあくまで「意識低い」系向けの話ですので、「これだけできれば大怪我はしない!」というレベルで伝授していきますね。

 

①いきなり作業するな

はい、最初が一番大事な部分です。

パワポだからといっていきなりPowerpointを開くのはやめてください

まずはパソコンを閉じて一時間考えましょう。

なぜなら、Powerpointに向き合った瞬間に、最も大事な「何を伝えるべきか」ではなく、「どう見せようか」と考えだすからです。

そのまま作業を続けてしまうと、だいたい以下の結末が待っています。

  • 途中で何を言いたかったのか忘れて何度も手戻りする(=時間の浪費)
  • 綺麗な見栄えで満足しても上司に中身をボロカスに叩かれる

 

そうならないために、ストーリーを考え抜いた後は、手書きでドラフトするするようにしましょう。

実際、コンサルファームの現場に入り込むと、周囲のコンサルの多くが「5ミリ方眼」に向かって書き殴っている光景を目にするはずです。

そこで散々書き殴り、完全にストーリーが固まった後にようやくPCを開くのです。

つまり、パワポは単なる電子化作業ということですね。

信じられないかもしれませんが、パートナークラスですら、みな変わらずその方法で取り組んでいますよ。

 

②型をパクれ

次に大事なことは、「習う前に慣れろ」です。

いちいち本やネットで調べるのではなく、さっさと過去資料をもらってそれを利用しましょう。

詳しく言うと、慣れるまでは何も考えずに先達の資料をコピペし、中身を変えるだけでいいです。

脳で理解などしなくとも、その作業を繰り返すうちに、自然とその型がしみ込んでいきます。

もっというと、幾つもの過去資料を見ているうちに、そのほとんどが同じ型で成り立っていることに気づくはずです。

それだけ同じ型が使われているということは、その型が最も相手に伝わりやすいということですね。

ただ、そういったことは後付けで気づく、で全然問題ありません。

 

とはいえ、せっかくなので、本当に最低限の最低限をここで小出ししますね。

型にもスライドの型とストーリーの型がありますが、今回は前者の方で。

たった二つだけで充分
  1. 左にデータ、右にまとめ
  2. 左にas-is、右にto-be

僕は今でもこれらの型しか使ってないですね。

#2に関して補足すると、現在のイケてないモデルと、コンサルが支援した結果もたらされる未来の姿を示す際に使われます。

 

言葉だけだとイメージしづらいかと思いますので、#1のパターンでスライドの基本構成を以下に図解してみました。

少々汚いですが、ぜひご参考に。

 

 

③統一感を保て

最後に体裁についても触れておきます。

コンサルでは幾つかの「禁じ手」なるものがありまして、入社前の研修でそれを徹底的に叩きこまれます。

その代表が「統一感」をもつことで、具体例を挙げると以下三つですね。

  1. 箇条書きする際は「・」ではなく必ずビュレットポイントを使う
  2. オブジェクトは必ず「配置」で上下/左右と間隔を揃える
  3. フォントは意味合いや重要度が変わる時以外は統一する

 

#1,2はシンプルに見栄え上の理由ですね。

まぁこれはコンサルじゃなくても「見づらい」と怒られそうですが、コンサルを出てみて意外にみなできてないので驚きました。

こちらも念のため以下にイメージを図解しましたので、ご参考に。

 

 

”まわりくどい100枚の紙よりも、考え抜かれた一言”

これはコンサル時代、最も尊敬していたパートナーの言葉です。

結局、客が知りたいのはインサイトであって、詳細なデータや美しいスライドではありません。

後者をまとめることに四苦八苦するよりも、どんな示唆を語れるか考え抜く方が何百倍も重要ということですね。

なので、資料の見栄え云々であーだこーだ言う上司はガン無視で大丈夫です。

形式マニアは、ドヤれるだけのコンテンツを持っていないか、ただの自己満コンサルのいずれかなので。

逆に、優秀な上司ほど資料はシンプルでしたし、その場の板書や口頭説明で相手を動かしていましたね。

資料のことでとやかく言われても、その他大勢が思いつかないことに気づき提言できれば、いずれ信用されますよ。

結局それこそが、自分から無駄な労働を排除し、且つ客を助けることにもつながるのです。

 

そうは言っても、「最低限求められることは・・」と不安になる方も多いと思いますので、一応(w)参考文献を紹介します。

まず、最低限の型だけ覚えればいいや、と考える方は以下だけで十分です。

 

 

それだけじゃ不安、どうせなら網羅的に覚えたい、芸術性も求めたい、という方は以下がおすすめです。

辞書代わりに使うにはもってこいですね。

 

 

ということで締めに入りますが、改めて言います。

資料作成の時間は最低限にして、考えることに最大限時間を割け!!

 

ではまた。

 

(以下、その他コンサル関連記事↓)

 

 

 

 

 

 

 

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