コンサル ケース面接対策【元外資コンサル経験者が語る】

コンサル ケース面接対策【元外資コンサル経験者が語る】

こんにちは、kinacondaです。

これまでコンサルファームでの働き方や文化について何度か語ってきました。

 

 

でもそれ以前に、コンサル志望者の方々にとっては、ケース面接に対して不安を感じる方が多いのではないでしょうか。

僕自身、それまでの面接や受験対策とは全く異なる経験で動揺したのか、人生で初めて胃潰瘍になったほどです(汗)

その後ファームに在籍していた当時も、上司のほとんどが、「面接はケースでしか判断しないよ」と言っていたくらいですので、ほぼケースの出来で決まると言っても過言ではありません。

 

今回は、そんな方々に、僕が実践したケース対策の方法をご紹介します。

 

 

kinaconda流二つのケース対策法

 

①参考書での自学

数多くの対策本が出回っておりますが、僕は以下三冊しかやっていません。

英語学習の際もお伝えしていますが、「何を使うか」以上に「どう使うか」が重要です。

ということで、まずは僕が実践した使い方を整理します。

 

  • 最低三回は繰り返す
  • 模範解答の内容以上に、解答の構成を理解する

 

では、早速一冊目を紹介していきましょう。

 

もう言わずと知れた『東大生が書いた・・』シリーズになります。

こちらはもう一言で、とにかく明快

さすが東大生が書いただけあって、誰が読んでも理解しやすい解説となっています。

まず「問題解決とは?」という根本的な解説に始まり、各例題も初級者向けであるため、

コンサル転職を決意した方にはまず最初に手にとっていただきたい一冊です。

解説のわかりやすさで、何度読んでも読み飽きしないので、

そこで書かれた論理構成が、頭に刷り込まれるまで反復してみてください。

 

こちらも『東大生が書いた・・」シリーズのフェルミ推定版になります。

フェルミ推定は、ここ最近の面接で出題されない傾向にあるようです。(僕が受けた時もやりませんでした)、

それでもあえて紹介させていただくのは、いつ出題されるかわからない、ということ以上に、

なによりその考え方、前提を設定した上で数字を類推していくロジックというものが、コンサルとして生きていく上で非常に重要なスキルになるからです。

 

特に、コンサル現場でよく飛び交う、「フィージビリティ」という言葉が出てきた時にそれが活きてきます。

日本語にすると「実現性」に近い意味で、何らかの施策検討時に必ず確認するポイントになります。

ここでは、クライアント側やコンサル側のリソース、また過去類似作業で要した工数などを踏まえて、ざっと定量的に類推することが求められます。

その際に、フェルミ推定で培った思考プロセスが活かされるのです。

 

「数字系は・・」と思う方も心配ありません。

問題解決の本と同様、東大生がとても易しく解説してくださいます(笑)

そもそも「ファクトこそ最強」、のコンサル現場では数字から逃げられませんので、ぜひトライしてみてください。

 

最後の三冊目は、応用編のものをご紹介します。

今度は学生ではなく、実際にコンサルファームで勤務し、面接で出題する側にいた方が書かれた一冊になります。

それを踏まえて、オススメする理由は以下二点です。

  • 問題解決とフェルミ推定の両方が含まれている
  • 著者がコンサルファーム出身者であるため、面接官の観点を交えたより実践的な解説が書かれている

 

特に印象に残っているのは、著者の「まず全体像を見ること」、という言葉が何度も繰り返されていたことです。

ケース面接に触れた当初は、どうしても「利益→売上とコスト」という要素分解に満足してしまいがちですが、

その前に、まず対象業界/対象企業は、今どんな問題を抱えているのだろう、という自分なりの仮説を立てることが大切です。

それが正に全体像で、実際僕が面接を受けた際も、解答よりもその点を意識して上手くいったというのがあります。

僕が出題されたのは、「バイク便の売上向上」に関してでした。

その際に、まず冒頭で以下のように話しました。

 

そもそも古い業界ゆえ、あらゆる業務が非効率的に運用されているはずなので、単純に件数を増やそうとしても消化できないリスクがあると考えます。従って・・

 

その後に何を話したかは覚えていません(笑)

ただ、面接後の試験官からのフィードバックで、その冒頭部分だけで70点を与えたと評価されたのは覚えています。

おそらく、その後現場で嫌というほど全体像把握の重要性を経験したからこそ、その部分だけを覚えているのかもしれません。

実際に、普段のコンサル現場においても、「まず全体像を見ろ」と上司から口酸っぱく言われます。

それを読み間違えると、結果誤った課題を設定してしまうので、その後どうしようが正しい解にはたどり着かないからです。

それゆえに、コンサル転職後も、定期的にこの書を手に取って、あるべき思考プロセスを整理していました。

面接前も、その後も大いに役立つ一冊です。

 

 

②転職エージェントを使った実践演習

どれだけ机の上で本だけを相手にしていても、やはり、声に出して実践してみないと本当に身についたのかはわかりません。

その場合、転職エージェントをフル活用しましょう。

 

僕自身が転職時に利用していたのは「ムービンストラテジックキャリア」というエージェンシーです。

 

 

こちらがオススメな理由は、コンサル転職に特化しているという点です。

在籍しているエージェントの方々の大半がコンサルファーム出身者であるため、より実践的で有益なフィードバックがもらえるのが最大のメリットです。

僕は面接前、週に二回は、仕事の後などを使ってロープレに付き合っていただきました。

その辺の柔軟な対応と手厚いケアも含めて、評判通りのエージェンシーだなと感心した次第です。

面接対応だけではなく、職務経歴書などもコンサル観点でレビューしてもらえるので、今エージェントを探している方は、ぜひ前向きに検討してみてください。

 

コンサルの中でも、特に戦略系を目指しているという方向けに、同様のサポートを提供してくれるエージェントもありますので、

マッキンゼーやボスコンをを目指す方は、以下のエージェントをお勧めします。

こちらはただ転職に成功することを主眼にしているのではなく、入社後即戦力となるためのマインドセットを鍛えていく、いわば戦略コンサル予備校といった形ですね。

従って、下手に独学を交えて失敗したくない、と強く思う方にこそ最適だと思います。

最近流行のRIZAPではないですが、不合格の際の全額返金保証制度がついているので、安心して優秀な講師陣に身を任せることができるでしょう。

 


まとめ

 

以上、僕がケース面接対策に用いた方法を説明してきました。

気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、僕は本でもエージェントでも、

コンサル経験者の観点に触れる、ということを一貫して意識していました。

それくらい、ケース面接もそうですが、コンサルの仕事へのアプローチの仕方が独特だからです。(今はそれも大衆化されつつあるとの声もありますが。。)

 

でも、僕がコンサルの良いところだなぁ、と思う点は、面接までに学んだことがそのまま入社後の業務で活かされることです。

他の業種の場合、例えば学生時に勉強したことと入社後の業務に関連性が見えづらい、ということが多々あると思います。

でもコンサルの場合、ケース面接の対策を通じて身についた物の見方、思考プロセスがそのまんま日々の業務の基本となります。

なので、面接だけの準備なのではなく、その後実際現場で活躍するための準備をしているんだ、と考えると、

不安よりもワクワク感が湧いてくるかもしれません。

実際ワクワクしてきた時に、今回の記事を思い出していただけたらこれ以上ない喜びです。

そんなところで、今回を締めたいと思います。

 

ではまた。

 

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