こんにちは、kinacondaです。
これまで、留学までの英語学習について何度かお話ししてきました。
今回は、留学先でネイティブの友人を作る方法についてお話したいと思います。
というのも、留学している方、あるいは過去にしていた方から、よくこんな声を聞いたからです。
「気づいたら日本人同士や留学生同士でばかり絡んでいる」
僕も実際そういった人たちを見てきました。
特にアジア系で多い印象ですが、そういった方は、得てして期待した以上に英語も伸びずに帰国していく、というのがほとんどだったと思います。
そこで今回は、僕が留学したイギリスで、現地人の友人を作るために実践した方法についてお伝えしていきます。
kinacondaが実践したイギリスでの友人の作り方
僕がオススメする方法は以下の三つです。
- 教会に通う
- パブに通う
- バイト/インターンをする
では、それぞれ詳しくお話していきます。
①教会に通う
個人的にはこれが最もオススメな方法です。
「でも自分はキリスト教信者じゃないし。。」
と思われている方、心配は無用です。
教会は、誰にでも開かれた場所だからです。
実際、僕自身過去も今もクリスチャンであったことはありません。
それに、クリスチャンでないのに、教会幼稚園に通っていた、という方も結構いるのではないでしょうか?
それくらい、教会は誰でも気軽に入れる身近な空間なのです。
そんな教会を特に推す理由は以下二点です。
- 教会近くに住むローカルなネイティブと触れ合える
- あちらから積極的に絡んでくれる
教会はいわば「公民館」のような位置づけなので、基本的には近くに住むローカル住民が集まってきます。
従って、わざわざ中心部に移動する必要はなく、自宅からフラッと立ち寄れる場所にひとまず行ってみるのがオススメです。
逆に都市部にはインターナショナルな教会が多いですので(アジア系が多く集まる)、結果普段通う学校と変わらないと感じてしまうでしょう。
教会選びには、Facebookで検索してみるのも効率的です。
ほとんどの教会がFacebookでコミュニティ運営をしているので、エリア名と”church”で早速検索してみてください。
また、彼らとしてはより多くの人をそのコミュニティに入れたいと考えているので、基本的にどんどん話しかけてきてくれます。
だからといって、改宗を強要したりもしないので、安心していただいて大丈夫です。
特にプロテスタント系の教会の場合、みなさんが観光地で見るような厳かな雰囲気の場所でもありません。
教会の建物自体もそうですが、服装もみな普段着ですし、みなでバンドに合わせて歌ったりお菓子を食べたりと、とても日常的な空間です。
もちろん、集会の後にみなでそのまま飲みに行ったり食べに行ったりする機会も多いので、そこで更に親睦を深めることができます。
結果、僕の場合教会で出会った仲間達が、イギリスで最も親しい友人達になりました。
②パブに行く
教会と並んで、ローカルなネイティブと数多く触れ合えるがパブ。
“public house”という正式名称からも見て取れるように、イギリスの生活に不可欠な空間で、イギリス文化にどっぷり浸かる上でも外せない場所の一つです。
教会との違いは、自分から絡んでいく必要があるという点ですね。
そこが若干のハードルにはなりますが、そのハードルを下げる方法があります。
それは、特に人が集まるサッカーやスポーツの試合がある日に行く、です。
というのも、試合がある日は、同じように贔屓のチームを応援する人たちと一緒に盛り上がる雰囲気になるからです。
なので、時には自分がその贔屓チームのファンであることを装って、ゴールを決めたタイミングで「最高だったな」と話しかけるのも効果的です。
ただ、それだと刹那的な触れ合いで終わってしまうので、
以前、日本での英会話独学法について説明したように、事前に話しかけたいネタを幾つか用意おくことが重要です。
そこで上手く話が弾むと、だいたい二杯目におごってくれたり、僕の場合、そのまま自宅で二次会に招待された、なんてこともありました。
ほとんどの客がその近くに住む常連客なので、一旦酒の力を借りて仲良くなってしまえば、
少なくとも毎週末そこで一緒に飲む仲間ができるわけです。
そこがパブ通いの最大の魅力だと思います。
それを続けていくと、いつしか自分もそのパブの「レギュラー」の一員にり、店員を含め、その空間全体を自分の居場所にすることができるでしょう。
③バイト/インターンをする
最後はバイトやインターンなど、働く場所で友人を作る方法です。
やはり学校同様、職場の同僚と仲良くなる、が手っ取り早いですよね。
特にイギリスでは、アメリカと違い留学生もバイトができるため、
僕もパブや某企業の日本語通訳のバイトをしていました。
ただ、このやり方は入り口のハードルが高いのが悩みどころです。
というのも、そもそも日本ほど求人が多くなく、且つ僕たちは英語圏出身者でもないため、
どうしても採用の優先順位で後回しになってしまうからです。
実際に僕がバイトを見つける際は、普通に求人サイトから応募しても一切反応がかったので、
履歴書片手に直接店を行脚したほどでした。
自分の足を使ってやるのは非効率、という場合は、通っている大学を利用して、インターンの斡旋をしてもらうのも手です。
なんとか働く場所さえ見つけてしまえば、あとは他のやり方より比較的簡単です。
イギリスでは、オフィスジョブでも、金曜の午後はビールにピザでオフィス内パーティーをするところが多いですし、
飲食店でのバイトでも、勤務終了後はそのまま仲間と店で一杯、が常です。
そういったシチュエーションで、いくらでも親睦を深めるタイミングがあるので、
最初の導入ハードルさえクリアしてしまえば、最も効率的な方法になります。
まとめ
以上、僕が現地でネイティブの友人を作るために実践した方法になります。
一番は、自分に合うもの、継続できそうなものを選ぶことです。
また、他にも公園に行って草サッカーに混ざったり、大学内のアクティビティに参加したりなど、色々方法はあるはずです。
他の英語圏の人達と比較して、イギリス人は陰気くさい、閉鎖的、などと言われますが、
それでも日本よりは見知らぬ人/コミュニティに入り込むハードルは低いと思います。
少なくとも積極的に絡んでくる人には喜んで応えてくれる人達なので、ぜひ英語のミスは恐れず積極的に飛び込んでみてください。
ではまた。