コンサルで求められるエクセル術【元外資コンサル経験者が語る】

コンサルで求められるエクセル術【元外資コンサル経験者が語る】

こんにちは、kinacondaです。

今回は、コンサル現場で普段行う作業についてお話していきたいと思います。

コンサル志望の方は、特に入社後のエクセル作業に対して、少なからず不安を感じているのではないでしょうか。

 

「どれだけ関数を覚える必要があるんだろう」「どれほどの質が求められているんだろう」

 

おそらくそういった疑問を持っている人が多いかと思います。

今回は、そういった疑問や不安に対して、実際の僕の経験を踏まえてお伝えしていきます。

 

 

コンサルで求められるエクセル術

 

まずお伝えするのは以下三点です。

  1. エクセル作業をする上での大前提
  2. よく使う関数
  3. 求められる質

では、詳しく見ていきましょう。

 

①エクセル作業をする上での大前提

まず覚えていただく必要があるのは、そもそもエクセル作業をやる目的です。

それは単にデータ管理するためではなく、分析するためです。

ではなぜ分析が必要なのか?

それはクライアントや上司がその分析結果を元に意思決定するからです。

 

結局のところ、コンサルの調査も分析も資料作成も、全て意思決定の材料にすぎません。

従って、作業をする上で考えるべきは、

「どうやったら意思決定しやすくできるか」「どうやったら正しい意思決定に導けるか」

この二点だけなのです。

 

②よく使う関数

次は、おそらくみなさんが一番不安に感じている関数についてですが、

結論、以下のつだけ覚えていれば充分です。

  • SUM
  • IF
  • VLOOK UP

僕の経験上、毎日のように使っていたのはこれだけです。

「本当にそれだけ?」と思われるかもしれませんが、

それ以外は、必要になった時にググればいいのです。

特に、IF関数を覚えてしまえば、SUMIFやCOUNTIFも調べれば容易に理解できるはずです。

 

最初にお伝えしたように、そもそものExcel作業の目的は「分析なので、関数はあくまで手段にすぎません

なので、そこを数多く覚えることに固執する必要はないのです。

むしろ、使う時だけググってコピーし、あとは忘れても問題ありません。

覚えることより、すぐググってさっさと終わらせることに意識を向けていきましょう。

 

③求められる質

最後に求められる質についてですが、これはズバリ、意思決定しやすい形になっていることです。

当たり前のことを言っているように思うかもしれませんが、逆に言うとそれくらい「ただデータを揃えただけ」の作業をする人が多いのです。

きちんと意思決定の材料として機能するために、まず最低限以下の三つをおさえましょう。

  • 最上段に分析のタイトル、そして二行目に分析する上での前提条件を記載する
  • 項目列の後に、すぐ結論に関わる列を参照できるよう、間の列はグループ化して畳めるようにしておく
  • 意思決定にインパクトのある数値を塗り潰す(それ以外箇所での塗り潰しは避ける)

 

以上をご覧になってお気づきになったかもしれませんが、

大事なことは、徹底的に意思決定者の視点に立って作成することです。

彼らがみなさんのアウトプットに対して考えるのは、

まず何の分析で、それをどのような条件の下に行われたのか、そして結果どうたったのか

これだけだからです。

この点に関しては、以前も触れさせていただきました。

 

 

最初から見栄えを気にして細かい設定から着手してしまう人がいますが、

まずは最低限おさえるべきを要件を担保した上で、以下の体裁チェックに入っていきましょう。

  • 列幅や行の高さの統一
  • 見える範囲の固定
  • 各列のフィルター設定
  • 印刷する際の上下左右の余白幅統一

 

参考書籍

 

ここまで読んでいただいた方で、「本当にそれだけで充分なの?」と思われた方もいるでしょう。

そこで、非常にわかりやすいオススメの書籍をご紹介します。

基本的には「習うより慣れろ」でやってきたので、僕が実際に使用したのは、以下の二冊だけです。

 

まずは、正にExcelの教科書とも言える一冊。

関数も使用頻度がそれほど高くないものも含め全て網羅していますし、

印刷や保存の仕方など、基本的な作法面についても丁寧に説明されています。

Excelは全くの初心者という方も、長年使っていて改めて体系的に整理したい、という方にもオススメです。

こちらは、元外資系投資銀行に勤務されていた方が書かれた一冊で、より実践的な内容になっています。

具体的には、投資銀行では欠かせない「財務モデル作成」を題材にしていて、

そのモデルを作成していく上で使う関数、罫線の使い方などをわかりやすく説明しています。

コンサルにおいても、M&A案件の初期にはモデル作成を実施しますし、

またその他ビジネスケースを作成することも多々ありますので、そこでこの本で書かれた要素が充分に活かされます。

Microsoft向けのみならず、Mac向けにも説明されているのもありがたい点ですね。

まとめ

 

以上、コンサルで求められるエクセル術についてお話してきました。

最後まで読んでいただいて、「そんなに細かなテクニックは必要ないんだな」と感じていただけたら嬉しいです。

繰り返しになりますが、そもそも大事なことは、意思決定を促すことですので、

テクニックや体裁ももちろん大事ですが、まずは意思決定する側が何を求めているのか、という観点が最重要です。

逆にその観点が抜けてしまうと、ただの作業になってしまいますので、

せっかく覚えた関数や、費やした時間を無駄にしないためにも、その点を強く覚えておいてください。

 

今回も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた。

 

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