【感想】映画『シンクロ・ダンディーズ!』のレビュー

【感想】映画『シンクロ・ダンディーズ!』のレビュー

こんにちは、kinacondaです。

これまで何度か僕が大好きなUKコメディを紹介させていただきました。

 

 

 

今回は、また新作映画のレビューになります。

2019年版『フル・モンティ』と言われている『シンクロ・ダンディーズ!』です。

もちろんUKコメディ好きを自称してる自分が見逃すわけにはいきません!

今回も、ネタバレ覚悟で僕なりのレビューを綴っていきたいと思います。

 

 

予告動画とあらすじ

 

 

あらすじ

おっさんシンクロチームよ、泳げ!潜れ!舞い上がれ!!令和史上最高に胸アツな実話を映画化!

有能な会計士として大手企業に勤務するエリック(ロブ・ブライドン)。会社と自宅の往復で代わり映えのない日々のなか、政治家の妻ヘザー(ジェーン・ホロックス)との夫婦仲は険悪、息子にもバカにされ、張り合いのない人生を感じていた。ついには、妻から家を追い出され、ホテル暮らしをすることになる。そんなある日、日課で通う公営プールで中年男性ばかりが集まるシンクロナイズド・スイミングチームと出会う。ひょんなことからチームメンバー入りすることになったエリックは、彼らとともにイギリス代表チームとして世界選手権に出場することに!メンバーと深い友情を築きながら、厳しいトレーニングに励む日々に生きがいと活力を見出し始めたエリック。シンクロで人生の輝きと家族の絆を取り戻すことができるのか・・・!?

※2017年7月22日、国際水泳連盟が種目名を「シンクロナイズド・スイミング」から「アーティスティックスイミング」に変更すると発表。伴い、日本水泳連盟も2018年4月1日から種目名等を「アーティスティックスイミング」に一斉に変更した。

スウェーデンに実在する中年男性シンクロチームの実話を基に、『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(11)などのオリヴァー・パーカーが映画化。1日3~4時間のトレーニングに励み、本格的なシンクロシーンに挑んだのは、『スノーホワイト 氷の王国』(16)のロブ・ブライドン、『モーリス』(18)のルパート・グレイヴス、人気ドラマ「ダウントン・アビー」のジム・カーターなど英国で絶大な人気を誇るトップ俳優たち。ドラマティックで可笑しみにあふれた実話が、英国の一流スタッフとキャストによってさらなる親しみとユーモアを手に入れ、エモーショナルなエンターテインメントに生まれ変わった。本作に登場する8人のおじさんには、フレッシュな若さはないが、成熟したダンディズムがある。今を生きるすべての中年たちに共感と勇気を与え、それでいて、どうしようもないほどの滑稽さで最高の〝胸アツ″をもたらしてくれるのだ!

出典:オフィシャルサイト

 

 

三つの見どころ

上記であらすじを紹介しましたが、実際見て感じた三つの見どころを整理していきます。

 

①主人公は仕事でも家庭でも居場所のない会計士

本作の主人公エリックは、その他大勢のサラリーマン同様、毎日ただなんとなく退屈に過ごし、でもそんな現実に日々フラストレーションを抱えていた。

そんな時に、最愛の妻が政治家に。

ただでさえ父親としても夫としても威厳を失っていたエリックは、ますます家での居場所がなくなっていく…。

 

同じように不遇を過ごしてきた「仲間」との出会い

会社と自宅の往復を繰り返す中でも、エリックには唯一の「非日常」があった。

それは、仕事終わりのプール通い。

ただのストレス発散で通っているに過ぎなかったが、そこでたまたま遭遇した「おっさん達」が、彼の無味乾燥な日常に少しずつ変化をもたらしていく。

 

シンクロを機に再び人生に希望を見出していくおっさん達の「青春」物語

挫折、離婚、犯罪、そして死別。。

各々が悲痛な過去を抱え、それでも彼らは、それを払拭するときを待っていた。

それが、この仲間とのシンクロだった。

本作は、「実は」共に戦う仲間、共通の目標を渇望していたおっさん達の青春物語です。

 

イギリスらしさで五段階評価

僭越ながら、今回もやらせてきただきます。

僕が勝手に考える「イギリスらしさ」観点で、改めて評価してみました。

  • 暗さ/痛々しさ:★★
  • ユーモア:★
  • すっきりしないエンディング:★

 

冒頭はイギリスらしいどんより感で始まるものの、それ以降は一貫して前向きな雰囲気だったように思います。

腹を抱えて笑うような痛々しい場面もそれほどでもなかったので、ここは星二つです。

 

次は最も大事なユーモア。

ここに関しても・・・

言葉というより、映像で笑いを誘っていたような気がしますね。

そう意味では、クラシックな俳優が出ていながら現代的な構成だったかもしれません。

いずれにしてもこの偏りまくった評価の下では星一つです。。

 

そして最後はエンディング。

終わった直後に、「元気をもらえたなぁ」と思った時点で星無しですね(笑)

ただあくまで「イギリスらしさ」に欠けただけで、映画としては充分感情移入させてくれましたし、「たまにはこんな爽やかな感じもアリ」と肯定しています。

それゆえ星一つ与えさしてくださいと。。

 

この作品が気になる方へのオススメ

ずばり、冒頭で申し上げた『フル・モンティ』ですね。

この作品と同様、失業で不遇を味わった中年達が結束して?ストリップに挑戦するという奇想天外なストーリーです。

僕個人としては、『トレインスポッティング』と並んでイギリスを知るマスト作品だと思います。

同じく、Amazonプライムでも見れますよ!

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カオスを楽しむ

いかがだったでしょうか?

月並みな表現になってしまうの悔しいですが、非常に心温まる作品です。

そう意味ではイギリスらしくないのですが、逆に言うとその分新鮮味を感じました。

なにより、感情移入しやすいストーリーでしたね。

というのも、僕自身もそうですが、きっと、主人公のエリックと同じように、

日々なんとなく過ごしてしまい、それに対して「なんでだ」と自問する人が大半だからだと思います。

そういうありふれた大人達が再発見した目標、努力、そして友情。

ついなんとなく過ごしてしまう日常から脱却したい、久々に何かに向かってバカみたく突っ走りたい、

そう心の奥で叫び、もがいてる方こそ、この作品から勇気をもらえるのではないでしょうか。

少なくとも、僕は見事に突き動かされました。

 

同じくその「突き動かし」を求める人にこそオススメしたいです。

 

ではまた。

 

 

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